皆さんこんにちは、最近暖かくなってきて、体調も気分も上り調子になってきましたね。こういう元気な時ほど自分のストレスをどう取り扱うかを考えるいい機会になります。
今回はストレスをどのように発散していくのか、
具体的にその方法をどのように見つけていくのかといったことに関してお話していきたいと思います。
そもそもストレスって何?という方は、
心がストレスにまみれる前にという記事で説明していますので、そちらもぜひ読んでみてください。
ストレス発散どれくらい持っている?
皆さんはストレス発散といえば何を思い浮かべますか?
カラオケで大声を出す?ジムに通って汗を流す?それともお風呂にゆっくり浸かってみるなんていう人もいるかもしれませんね。
でもよく考えてみると、カラオケで大声を出すことと、風呂でゆっくりと時間を過ごすことは同じストレス発散ではありますがどこか違っていますよね?
ストレス発散と一口に言っても、気分を落ち着けるものもあれば、体をリラックスさせて疲れをとるもの、もやもやした気分をすっきりとさせるもの等その種類は様々です。
では、例えば「上司に怒られて落ち込んじゃった」という場面で一番いい発散法はどれなのでしょう?カラオケ?ジム?風呂?これはどれもが正解ですべてが不正解になりうると思います。
落ち込んだ気持ちを大声を出してすっきりさせることができる人もいれば、
大声を出すことで「なんで怒られないといけないんだ!」とイライラした気持ちが出てきて
余計にストレスを感じてしまう人もいるかもしれません。
状況に合っていて、かつ自分の気分にあったストレス発散法を実行しないと
無駄に終わってしまうことも結構あります。
どこかで見たサイトの発散法を試してみたけど全然すっきりしないなんていう経験ないですか?
これはまさに、自分の気分や状況に合わないストレス発散法だということですね。
ということは、状況に合わせてストレス発散をできるように、自分に合った複数のストレス発散法を持っていることが必要だということですね。
ちなみに巷では100個くらいストレス発散法を持っているとよいとのこと。
皆さんは何個お持ちですか?
ただ、100個もどうやって選べばいいんでしょう?
発散法の選び方は?
ストレス発散法に関しては正直なところ、気分が少しでも楽になればOKです。
ただこの気分が少しでも楽になるというのがとても大切です。
皆さんは、活動をしているときに、自分の気分って気にしていますか?
自分に合った発散法を見つけるためには、その活動をしているとき自分が気持ちよくなっているかを確認する必要があります。
気分が少しでも、ほんの少しでも軽くなることがあればそれは発散法です。
例えば、私は料理をするんですが、アボカドの種がスポッと取れたときちょっと気持ちいいです。
このくらいの軽い発散法を含めて、たくさん発散法を見つけておければいいんです。
ストレス発散の種類は・・・?
人間の活動を見てみると、大きく2つに分類されランニングやジム通いのように活発に体を動かす動的な活動と、音楽を聴いたりおいしいものを食べたりとゆったりと時間を過ごす静的な活動
があります。
またストレス発散という観点で考えると、スポーツなどのように活動の中でどこか溜まっているものを吐き出してしまうような発散系の活動と、音楽を聴いてゆったりと時間を過ごす中で溜まっているものを消化するような浄化系の活動の2種類があります。
ストレス発散法は動的/静的そして発散/浄化この組み合わせによって、分類することができます。
このようにストレス発散には系統によって種類があり、状況によってこうしたストレス発散を使い分けることで的確にストレスに対処していくことができることが望ましいというわけですね。
発散法として使っているものには偏りがあることが多い
自分がストレス発散として使っているものを見てみると、案外偏っていることが多いものです。
この図は私が以前に作ったものなんですが、どうにも動的な浄化系の活動が少ないんですね。
別にその系統の活動が少ないことが悪いことではないんですが、実際ストレス発散をもっとたくさん持っておこうと思ったときに、自分に足りない発散法から探した方が見つかりやすいというわけです。
ちなみに、この図を作ってみて動的な浄化が足りないとわかったので、自分はヨガを日常に取り入れてストレス発散法としたり、ストレッチの勉強をしたりしています。
案外これまでにないような発散法を取り入れてみると新しい発見があるものですよ。
ストレス発散法を増やすために
皆さんはどんな活動をストレス発散法として加えますか?
TVやネットでストレス発散法って紹介されていたから?友達に勧められたから?
おそらく、実際にやってみてスッキリすることができたからではないでしょうか。
効率よくストレス発散法を増やす方法は実はありません。
自分がストレスを感じたときに、発散法を実践、気分が楽になったら成功。楽にならなければそれは状況に合わないか、自分に合わない発散法ということになります。
まずは、自分がストレスを感じているかどうかを把握し、その状況に合わせた発散法を実践するその繰り返しをしていく中で徐々にストレスが発散される方法を増やしていくことが必要です
まずはストレスが起こっていることを知る
皆さんはストレスを感じたことがありますか?
イライラすることや、強い疲労感など、様々な形でストレスが起こっていると思います。
「あぁ、今ストレス感じているんだなあ」と日ごろから感じることができているとよいのですが、
多くの場合ストレスが大きくなってからしか感じることができません。
とはいえ、間違いなくストレスは起こっているはずです。
その小さなストレスを敏感に察知することができると、その分だけ小さな労力でストレスが発散できるわけです。
小さい段階でストレスを見つけるためには、
小さいストレスを感じたときに、どのような変化が自分に起こっているかを知ることが必要です。
この自分の変化をストレス反応といいます。
このストレス反応については心がストレスにまみれる前にという記事で紹介しているので、そちらも読んでみて下さい。
自分のストレスに合った発散法をぶつける
自分のストレス反応がわかったらようやくそこから発散に向けて動きます。
皆さんは上司に怒られた日、どんな発散法を試しますか?
カラオケで大声を出す?それとも甘いものでも食べて憂さ晴らし?
人によってかなり違ってくると思います。
でも、それって何を基準に決めていますか?
どうやって決めるか。それもあなた次第なんです。
上司に怒られると、気分が滅入ってしまう人もいれば、逆に怒り心頭の人もいます。
それぞれの気分に合わせてストレス発散は使い分けていくわけです。
気分が落ち込むならそれを上げるためにカラオケに行くとか、怒り心頭なら気持ちを落ち着けるためにゆっくりとお風呂に浸かるとか、気分に合わせて発散法を使い分けられるようにしましょう。
いつでもどのような気分の時にもできるようにストレス発散法はたくさん持っているのが吉です
目指せ発散法100個!
- まずはとにかく自分の気分が少しでも良くなる方法をたくさん見つける
- 自分がストレスを感じているかどうかを確認する
- ストレスに合わせた発散法を実践し、気分が楽になったかどうかcheck!
まとめ
今回はストレス発散法の種類とその分類について話をしました。また発散法をどのように増やしていくのかということもお伝え出来たかと思います。
何よりもまずは自分がストレスを感じているかどうかを知ることが大切ですが、感じているストレスを上手に発散できるように、できるだけたくさん幅広い種類の発散法を準備しておきましょう
ではでは