ストレスあるなら休めばいいの!?

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皆様こんにちは。前回の記事の中でストレスがどんな形で自分に影響を与えるのか、振り返ることができましたか?私も上司に嫌味を言われまくってイライラする毎日を送っています。

ストレスのサインは見つかりましたか?自分に何かしらのサインが出て売るかもしれないという視点で自分の心身を見つめなおすと、人間って実にいろいろなサインを出しているものだと思います。

肩こり、頭痛、節々の痛み、イライラ、気分の落ち込み、やる気のなさ….etc

でも、サインが出たらどうしたらいいのっていう感じもありますよね。皆さんはサインが出たらどう対処するか決まっていたりしますか?

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休めばまるっと解決?

「サインが出ているってことは疲れているんだから、きちんと休みます」こんな感じのことを言う方が結構多いんですよね。その通りで「疲れたから休む」これはとっても重要なんです。

でも”一日中寝てるだけ””スマホを触りながら一日中ソファから動かない”こんな休み方をしている方いませんか??

これが結構よくないかもしれないんです

もちろん、ゆっくりと体を休めることはとても大切です(これは大事なんで何度でも)。ただ、その休め方が問題になるかもしれないんです。それがこれから話す交感神経・副交感神経と関係します。

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交感神経と副交感神経

人間には自律神経といって体の調子をバランスよく整えようとする神経系があります。自律神経は交感神経と副交感神経に分類されています。

交感神経・・・>体を活発に動かす際に働く神経。脈拍をあげたり、汗をかいたりするときに作用する神経。日中体を動かす際に優位になる
副交感神経・・・>体を休める際に働く神経。体温を下げる。脈拍を下げる等に作用する神経。寝る前に優位になる


人間はこの交感神経と副交感神経がバランスよく働いていないと体調を崩すことになります。自律神経失調症という病気を聞いたことがあるでしょうか?この病気は自律神経の乱れから心身に不調をきたす病気なんです。

ストレスを感じているときには体にサインが出るという話をしましたが、この不調のサインはいわば自律神経の乱れが目に見える形になっているといってもいいでしょう。

例えば、仕事で重要なプレゼンがあったとしますよね?そういう日ってなんかいつもより疲れていたりしませんか?これは交感神経がいつもより活発になっているからなんです。交感神経が活発になっていると脈拍が上がったり筋肉が緊張状態になります。要は体が頑張るモードになるということですね。ただ頑張るモードが続くと・・・皆さんお分かりですよね。

仕事のし過ぎでつぶれてしまう方の多くはこの頑張るモードを続けすぎて心身が持たなくなってしまうんです。
かといって仕事をしている以上、頑張るモードをやめてしまうことはできないですよね。そこで重要なのが副交感神経の活性化です。

副交感神経を活性化することで、心身が休むモードに入ります。心身が緊張状態から解放され、心身を休ませることにつながるわけです。

つまりストレスへの対処をするにあたってはこの自律神経のバランスをとることが必要なんです。

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交感神経・副交感神経を活性化するためには??

ここまで小難しく神経についての話をしてきましたが、じゃあどうやったらその交感神経やら副交感神経を活性化できるんだっていう話ですよね。

これは簡単な話です

交感神経は頑張るモードの神経なので、運動や仕事などを通じて心身を動かしてやればいいし、副交感神経はおやすみモードの神経なので、心身を休めてやるような活動をすればいいんです。本当にただそれだけの話です。

仕事をしていたり、学校に通っていたりすれば自然と交感神経は活性化するので特に考える必要はないのですが、必要なのは副交感神経をいかに活性化するかということになってきます。

特に、仕事が忙しかったり、試験が近かったりと交感神経が必要以上に活性化してしまうような場面に直面している方にとっては、副交感神経の活性化はより重要な要素になってくることでしょう。

副交感神経の活性化のメリット・デメリット

ここまで聞いたら「じゃあ疲れたら休めばいいんじゃん!」と思われた方もいるかもしれません。もうちょっと聞いてください!休むにも意外と難しい部分があったりするんです。

副交感神経を活性化することでリラックスモードを作り出し、心身を休息させることができることはここまでで分かったと思いますが、冒頭で自律神経のバランスが乱れることが心身の不調につながるとも言いました。

そうです、副交感神経が強くなりすぎても問題になることがあるんです。ここでは副交感神経のメリット・デメリットについて考えていくことにしましょう。


基本的に副交感神経が活発になると、心身が落ち着くことになりますが、実は心身が落ち着きすぎることによってデメリットがあるんです、それを以下にもまとめておきましたが、意欲・気分の低下や血圧の低下に伴う立ち眩みなど、心身にとってあまりよくない状態になってしまうわけです

皆さんは休みを一日ソファの上で過ごした時、体を動かすことにだるさを感じたり、立ち上がった時に立ち眩みがしたり「1日無駄にしてしまった、なんてダメなんだ」なんて考えたことないですか?これは副交感神経が活発になりすぎることによって生じた影響なのかもしませんね。

休むにあたってもバランスよく休むことが大事!

さあ、ここまでで休むことが大事なことも、休みを寝て過ごすことが意外に問題になることもわかっていただけたのではないでしょうか。

交感神経と副交感神経のバランスをとりながら休むとなれば、一日中ソファの上で過ごすわけにはいきませんね。休みの日でもある程度体を動かして交感神経を働かせ、ゆっくりするときにはしっかりと休む。このメリハリをつけることがとても重要になるようです。

私の場合、休みの日が1日しかなければ午前中は運動をする(といってもウォーキング程度ですが)。午後からはデスクワークやTVを見るなどのリラックスした時間としています。こうしたメリハリをつけることで平日と休日との間で生活リズムのずれも少なくなり、平日の仕事に向かう英気をきちんと養うことができるようになると思っています。

まとめ

さあいかがだったでしょうか?今回はストレス対処をするにあたって、交感神経と副交感神経のバランスをとることの重要性について話をしました。今回大事なのは

①交感神経が強まりすぎたら副交感神経を高めてバランスを取ろう!
②副交感神経を高めすぎても困ったことになるよ!

この2点を理解いただけていれば幸いです。今後は交感神経や副交感神経をどのように高めていくのかといった視点も踏まえてストレス対処について考えていければと思います。

ではでは

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